竹田恒泰さんはやっぱり人だった(当たり前だが…)

竹田恒泰さんはやっぱり人だった(当たり前だが…)

古い話しだが、本の帯にあった『自分の国がいつできたのか答えられますか?』とのフレーズに惹かれ、竹田恒泰氏の著書、「日本人はなぜ日本のことを知らないのか」を購入して読んだ。といっても、近所の古本屋で、なのだが。

少し長い引用になるが、氏は以下のように述べる。

我が国は『日本書紀』以来、千三百年以上の長きに亘って、正史を編纂しつづけてきた稀有な国なのである。そして、建国について王朝自らが書き記したのが『日本書紀』だった。しかも、世界の常識によれば、他国の権利を害さない限りにおいて、正史や神話に書かれた記述は「真実」と見做される。
ちなみに「見做す」は反証があっても覆らないことを意味する法律用語で、反証により覆る「推定する」と区別される。『日本書紀』は、正史であると同時に神話であり、そこに記される日本建国の物語は「真実」と見做されるのである。

浅学菲才の身である私にとって、この考えが本当に世界の常識なのかどうなのか確証を持つには至らないが、世界中で神話を精神文化の礎とする国が多数あることからなんとなく納得できるものであった。まあ、アミュニズムが精神文化の礎にある私のような人間にとっては、キリスト教やイスラム教などよりも、神道や仏教のほうが自分自身にピッタリくるのは当然だろうなあと改めて思わせるものがあった。(いったい、何のためにヨーロッパ中世政治思想史なんてのを大学で専攻したのやら…)

もし外国人から「日本という国はどのようにできたの?」なんて質問があったときの回答として、この本の「第Ⅱ章 子供に読ませたい建国の教科書」はとても良いものだと感じた。というのも、こういう建国史を信じている私が日本という国の興りに誇りを持っていること、同時に現在の国情にとても失望していることは、外国の人にも容易に理解してもらえるような気がするからだ。(あくまで、気がするだけなのだが…)

さて、明治天皇の玄孫に当たる竹田恒泰氏だが、『鳩山由紀夫・右翼団体街宣車から罵声!』、『恥の上塗り・吉田所長の功績を横取りしてた菅直人が敗訴』でのはしゃぎぶりを観ると、まあ、脇の甘い軽い人だなぁと思う。当然なのだが、この世にはもう神の一家はいないのだ。

日記

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