ディスプレイの壊れたノートPCをリモート・デスクトップでコントロール

ディスプレイの壊れたノートPCをリモート・デスクトップでコントロール

数年前のある雨の朝、職場に急ぐ私は、スロープの鉄板に滑って背中から転倒してしまった。背中のナップサックに入っていたThinkPad X121eは、転んだ私の体重を一身に支えた結果、ディスプレイの液晶は割れて表示器の役割を果たさなくなった。Lenovoの修繕見積ではなんと6万5千円。修繕の代わりに、修繕代よりも安く中古のThinkPad T430と16GBの追加メモリを購入し、それを数か月前に空き巣に持っていかれたのは別の話し。

現在、このX121eは、自宅のTVにHDMI接続し、ワイヤレスのキーボード/マウスを使って、動画を見たりデジタル・オーディオを再生したりするのに使っている。手軽に持ち運びができるわけではないが、アプリケーションとしてはスティックPCと同じように使っているといえよう。

ただ、難点はある。リビングでリラックスした状態でのマウスとキーボードの操作は、デスクに座ってのそれらを操作するのとは異なり、かなり難しい。それは、テレビの画面が広いので、マウスの動きが速くてどこにマウスがあるのか見失ってしまうからだ。表示解像度を下げればかなり改善するが、テレビ側に合わせた16:9のアスペクト比で横幅を小さく取れば縦が極端に短くなってしまい、サイトの見渡しがとても悪くなってしまう。

そこで、思いの外便利だったのがリモート・デスクトップを使っての操作だ。この方法はYouTubeなどで短い動画を検索しながら見るのには適当ではないが、GYAOで映画を再生したり、音楽を再生しっぱなしが多い私の場合は、これで操作時のストレスがなくなった。capt1

X121eにインストールされているソフトはWindows7 Home Editionだったので、Windows標準のリモート・デスクトップは利用できない。というか、リモートデスクトップでコントロールされる側(ホスト)になることができない。Windows標準のリモート・デスクトップの代わりに、コントロールする側、される側両方のPCにTeamViewerをインストールすれば、リモート・デスクトップ環境はとても簡単に実現できる。TeamViewerは商用以外では無料で使用できる。

キャプチャTeamViewerの導入で、このX121eにインストールしていたままになっていたiCloud、DropBox、それにUbuntuOneの削除にもつながった。というのも、TeamViewerの導入でこのX121eから外部に出ていくパケットをNetstatで調べた時に、これらのサービスのために思いの外多くのポートが開いていることが分かったからだ。UbuntuOneに至っては、Windowsのアンインストーラがとても杜撰な作りだったようで、サービス停止でアンインストールした後もソフトそのものは削除しておらず、起動時に自動で立ち上がりパケットをどこかに送っていたようだ。

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